民放の女子アナウンサーが
幼児に絵本を読み聞かせている。
読みっぷりが圧巻だった。
登場人物の声色を使い分け、
身振り手振りを交えての
迫真の演技力に幼児たちは、
わくわく、はらはら、泣き出す子までいた。
「かわいそうだよ、そんなことしたら」
「あの子を応援しなきゃ」。
そんな心の叫びが聞こえてくる。
相手を思いやる。
弱い立場の人に共感する心があふれている。
「お金をかけられる親による英才教育」ではなく、
「社会の格差を縮めることにつながる教育」こそが今、
最も求められていると思う。
新聞記者も同じ。
会社ではこんな問いかけを繰り返している。
☆耳は何のためにある?
「聞く」ためでなく「傾ける」ため
☆目は「見る」だけでなく「涙する」ため
☆手は「つかむ」ためではなく、
「差し伸べる」ためにある。
未来を生き抜くためには
「優しさ」こそ「本当の強さ」と信じている。
社会福祉法人 龍和会 理事
新潟日報社 代表取締役社長 小田敏三
社会福祉法人 龍和会 理事
新潟日報社 代表取締役社長 小田敏三